アイドルネッサンス 東京アイドル劇場プレミアム
今年の現場納めということで品川グランドホールで行われたアイドルネッサンスのライブに行ってきました。
東京アイドル劇場プレミアムは全席着席観覧で45分の単独公演が見れるというもの。
セットリスト
2016年に初披露した曲で固めたセットリスト。どの曲も初披露の場に居合わせたので色々と思い出が蘇りました(まあ、私は存在感のないオタクなので宮本さんに「知らない曲あったでしょ?」と言われてしまったのですが)
新しい衣装で見る「旅する花の物語」は世界観とマッチしてて良かった。ターンした時のスカートが特に。
音源版の「踊るロールシャッハ」は初めてだったけど、どうしても生バンド比べると見劣りしちゃう。楽しい曲だから良いけど。
「君の知らない物語」での南端まいなによる1番の歌い出しの力強さにこの夏からの成長を感じることができた。彼女のかわいいところだけではなく素晴らしい低音をフィーチャーした曲が聴きたい。
ここからは悪口なんですけどまず音がショボすぎて、これのいったいどこがプレミアムなんだろうかと。
後、会場内をスタッフのビブスを着たノトフやピストルが走り回ってるのに興をそがれる。
着席であれだけのキャパってあんまりないけどとにかく音響面を改善してくれないと行く気にはなれない。
アイドルネッサンス「梅田で迸るネッサンス!!」
梅田CLUB QUATTROで開催されたアイドルネッサンスのワンマンライブ「梅田で迸るネッサンス!!」に行ってきました。このライブは先月、Zepp DiverCity Tokyoでのバンドセットを大阪でも披露するというもの。
入場するといつもの通りスタッフが選曲した曲が流れていた。
- Kids (MGMT)
- I Hope, I Think, I Know (Oasis)
- Human (The Killers)
- Here To Say (New Order)
- We Are Golden (MIKA)
暗転すると同時に出囃子であるThe Chemical Brothers「Star Guitar」が流れる。曲の終わりと同時にアイドルネッサンスが登場。1曲目は岡村靖幸 w 小出祐介の「愛はおしゃれじゃない」。この曲はチャオ ベッラ チンクエッティとの対バンイベントでコラボ曲として披露されていたが、アイドルネッサンス8人では初披露だ。
続いて自己紹介。
新井:アイドルネッサンスにとって年内最後のワンマンライブをここ大阪でできるということでただただただただただ楽しみたいと思います。
野本:皆さん、ゆめゆめいっぱいか?元気いっぱいか?ゆめかもゆめゆめいっぱいで元気いっぱいです。
比嘉:大阪でOh サッカー(隣で南端がシュートのポーズ)。梅田クラブクアトロでくー、ラブ!(ハートのポーズ)
南端:盛り上がれますか?楽しめますか?猫になれますか?
石野:私は本当に大阪が大好きで2016年大阪でのライブは今日が最後だと思うので2016年の一番の思い出をつくりたいと思います。大阪の皆さんに「もうなんなんアイドルネッサンス好きやねーん」って言ってもらうように頑張ります。
百岡:みなさん盛り上がる準備はできてますか?声出す準備はできてますか?迸れますか?
原田:みなさん迸れますか?(少し間があって)よろしくお願いします。
宮本:ライブをしているときは私たちは生きているという感覚をこうビシビシと感じるわけなので、みなさんにも「あー、生きてるな」と思ってほしい。私たちアイドルネッサンスもいい意味で狂っていきたいと思うのでおおさかのみんなも狂えー!
今日はお祭り気分で盛り上がりましょうという新井のMCから「お祭りマンボ」。夏のアイドルフェスで何回か聞いたけどライブハウスで聞くそれも一味違って良い。
ダンスロックな「BANZAI」、宮本茉凜のロック歌唱が冴えわたる「ドカン行進曲(己編)」、メンバーが髪を振り乱して踊る「ガリレオのショーケース」と東京公演と違う盛り上げ方を見せてくれる。
「あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだ」の間奏では原田珠々華がトランペットを、野本ゆめかがピアニカを演奏。
間奏を聞かれて「ピアニカ大好きやで!」と答えるゆめかちゃんかわいい。
続いてキーボードに炭竃智弘、アコースティックギターに園木理人を招いてアコースティックライブ。1曲目は大江千里の「RAIN」。この曲は今年の5月に行われた「シブヤで2周年を感謝するネッサンス!!」でのアコースティックパートで披露されたもの。それ以来の歌唱なので8人では初披露だ。「しわよせで こんなふうに雑に 雨の夜に君を抱きしめてた」というパートを歌う原田珠々華の歌声が余りにも感傷的すぎて圧倒されてしまった。
真心ブラザーズの「空にまいあがれ」。まりんちゃんの苦しそうな歌い方がYO-KINGぽくって良いよね。
クリスマスが近いということで気志團の「SECRET LOVE STORY」。アカペラのハモリから曲が始まったときは衣装も相まって聖歌隊が現れたのかと思った。石野と原田が鈴を野本がシェイカーを鳴らして演奏を盛り上げる。鈴をシャンシャン鳴らす石野理子ちゃんかわいすぎるでしょ。
そしていよいよバンドセット。
1曲目はなんと「トラベラーズ・ハイ」。東京公演ではセットリストに入ってなかった曲だ。原曲よりもテンポが速く疾走感があり、後半になるにつれてぐんぐん体温が上がってくる感じが素晴らしかった。
続いてバンド演奏を行うオワリカラの「踊るロールシャッハ」。一番は本家のボーカルのタカハシヒョウリが歌い、原田がコーラスを歌う。
「Music Lovers」での圧倒的なグルーヴに完全にやられてしまった。この曲で石野理子が初めてフェイクを入れて客をどよめかせたのが1月3日。そこから約1年。見るたびに思いのままに歌いまくる姿を見せてくれる。
2人のキーボードによって煌びやかさが増した「二人のアカボシ」。「6AM」では「会いたいだけ」の大合唱。
「恋する感覚」は東京公演の時はテンポが原曲より遅くていまいちだったけ今回は原曲の疾走感が再現されていた。
百岡の「まだまだ盛り上がれますか?」という煽りから「ミラクルをキミとおこしたいんです」。後半でバンドメンバー紹介。ベースのツダフミヒコが3点倒立をするのを真似しようとする石野理子ちゃんありえんかわいい。タカハシヒョウリがギターをまいなちゃんに弾かせてるところがなんかエロかった。
「どうして大阪のみんなはこんなに暑いんだい?予想以上にみんなが迸りすぎてあらちゃんまいっちゃたぜー!」という語りから「それが答えだ!」。最高のファンクだった。この曲のまりんちゃんの歌いっぷりが好きなんだよね。ゆめかちゃんの「ガハハと笑い飛ばせ」がいつもより演技がかっていて良かった。
「夜明けのBEAT」、「シルエット」というロックナンバーはバンドセットに映えるし、なにより前回より熱さが増していた。
アンコール後に再び登場し、11月6日に開催された「お台場で迸るネッサンス!!」の公演の模様がBru-rayで発売されることが発表された。
東京公演ではオケで披露された「Funny Bunny」が今回はバンドで。バンドの音圧に負けない確かな歌唱にグッと来てしまった。
アイドルネッサンスの音楽が充分に堪能できる2時間だった。まず、なによりバンド演奏が良かった。オワリカラに加わった2人の演奏が有機的に絡み合い、梅田クラブクアトロの音の良さも相まって最高のグルーヴが生み出されていた。東京と同じことを大阪でやるのではなくプラスアルファを見せてくれるアイドルネッサンス運営の姿勢にやられてしまった。
こうなってくると次回のワンマンライブに対する期待も天井知らずになってくる。希望を言うとホーンセクションが加わったら最高なんじゃないかなと。
AIS 定期公演 AIS-Scream(アイスクリーム)〜2位からはじまる物語〜vol.3
詳細
日時:2016年12月4日 17:30開場 18:00開演
感想
ライブスタートほぼ同時に入場。客数は日曜夜ということもあってか200人前後。
1曲目の「こいしょ!!!」で一気に盛り上がる。アイドルネッサンスのワンマンライブで初披露したガールズスカウト風の衣装。
次の「情報」は推定少女のカバー。大味なアレンジでいまいちはまれない。
次はWhiteberryのカバーで「それだけなんだけど」。Whiteberryは「夏祭り」ぐらいしか知らなかったけど、この曲は青春パンク感があって良い。疾走感のあるビートが気持ちいい。
本日1曲目の新曲はジュエミリアの「All The Things She Said」。元曲はt.A.T.u.の一番有名な曲。ピンチケお断りの尖ったチョイスがしびれた。AISの裏テーマであるブックオフの100円コーナーで買ったCDの発表会にふさわしい1曲。出オチ感が強いので歌われなくなる予感がビンビンだけど最後のパートをすごく苦しそうに歌う宮本茉凜ちゃんが最高なのでたまに聞きたい。
ジュエミリアカバー【12.4「ALL THE THINGS SHE SAID」ライブ映像(初披露)】AIS(アイス) - YouTube
「Superstar」は朝熊萌が歌いに踊る。見るたびに自由さが増していて今後が楽しみ。
次の「ナビが壊れた王子様(LOVE CHANCE)」はイントロの時点で良い曲って分かる。
ここで企画コーナー。「AISと過ごすクリスマス」と「テスト勉強なクリスマス」の2テーマに分かれてそれぞれ写真を用意する。前半のテーマは「AISと過ごすクリスマス」。1番手は朝熊萌。クリスマスの飾り付けの前に座る萌ちゃんと周りには人生ゲームやらケーキやらグミやら。正攻法でもかわいくなるのが良いよね。この企画のためにお母さんが飾り付けを買って来たっていうエピソードが良い。
次は関澤朋花。ともかちゃんが絵を描いている後ろからのショット。福島に住んでいるからクリスマスは絵に描いたみんなと過ごすという意味らしい。発想が二次元オタクのそれだ。
次は宮本茉凜。アイスを食べてるところを3枚。AISとアイスをかけた面白いやつ。会場が冷めてるのを察知したまりんちゃんがすぐに撤収させる。ロリコンは手厳しい。
次は橋本麗愛。シャアの仮面をつけた栗原舞優と2ショット。好きな人が好きな人のコスプレをしてて最高らしいです。百合厨大集合。
赤のサンタ衣装を来た4人が入って来て次のテーマに。
次のテーマは「テスト勉強なクリスマス」。
まずは島崎友莉亜。ベビメタ、°C-uteやハロプロのDVDを抱えている。私にとってアイドルのDVDを見ることはテストと同じことだと。客席から感嘆の声が溢れる。ロリコンは若い子には甘い。
次は磯前星来。賢くなる歌詞ということでAISの楽曲の歌詞をまとめたものを4枚。これで英語も日本語も漢字も覚えられるらしい。
栗原舞優は眼鏡をかけて勉強している写真と間違えまくってる問題の2枚。
徳久陽加は何かで作った絆の文字。今年になってこの感じの読み方を知ったらしい。私は小学校の頃から知ってたと横から栗原舞優。
その後、前半のチームが緑のサンタ衣装に着替えて再登場。8人のサンタが集まったところで撮影タイム。
その流れで撮影曲は「ガラスのくつ」。
本日2曲目の新曲はTomato n'Pineの「ジングルガール上位時代」。満を持してって感じだね。同じアーティストから2曲以上カバーするのは初めて。アイドルネッサンスにとっての大江千里やベボベのようなグループにとって大切な存在にトマパイがなるんだろうと確信した。
この流れで同じくトマパイの「キャプテンは君だ!」。最高のディスコ空間がここに。
Tomato n' Pineカバー【12.4「ジングルガール上位時代」ライブ映像(初披露)】AIS(アイス) - YouTube
10月から3回やってきた定期公演も今日で一旦終了。さて、来年からはどうなるか?まだ客数も増えている途中の段階なので来年も定期公演をやってほしいというのが正直な気持ち。
アイドルネッサンス 4thワンマンライブ「お台場で迸るネッサンス!!」
詳細
日時:2016年11月6日 開場14:30 開演15:00
感想
先ずはオープニングアクトでAISが登場。
ガールズスカウト風の衣装を初披露。先日の定期公演で披露したばかりのWhiteberryの「それだけなんだけど」でライブスタート。こういうところがアイドルネッサンス部っぽい。
2曲目はBon-Bon Blancoの「恋のナースカーニバル」。大きな会場に決して負けてないダイナミックなパフォーマンス。
1stシングルにもなった「ドキッ!こういうのが恋なの?」では多くの人が合いの手を入れていた。
最後は島崎友莉亜ちゃんがセンターの「完璧ぐ~のね」。
最高の仕事をしてアイドルネッサンスにバトンタッチ。
The Rolling Stones「Jumpin Jack Flash」、The Who「I Can't Explain」が流れた後、登場SEの「Star Guitar」へ。
メンバーが登場し、百岡古宵の「みんな、迸っていくよー」の声と共に「あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう」でライブスタート。
アイドルネッサンスも新衣装。シスターのような真っ白なロングワンピース。ターンする時ふわっと円形に広がり美しかった。
間奏では原田珠々華がトランペット、野本ゆめかがピアニカを演奏。
自己紹介。
新井:いつも最後にお肉が大好きで締めているんですが今日はZeooにいるみんなが一番大好き
野本:こんなに大きなステージに建てるなんて思っていなかったのでうれしい。バンドに負けないぐらい全力でパワフルに頑張る
比嘉:4thワンマンライブ、今こそフォースを開放するのだ
南端:昨日の夜、ドキドキして眠れなかったけど今日は全力で皆さんとこの会場を熱くして盛り上がりたいにゃあ
石野:私事ですが10月29日に16歳になりました。16歳になって初めてのライブ、本当に迸っていきたいです
百岡:今日はこんなたくさんの人がいらっしゃって超うれしいです。今日はテンションアゲアゲでいきたいです。
原田:今日はすごい楽しいライブにします。帰り道まで心がウキウキするようなライブをして皆さんに帰ってもらうようかんばります
宮本:Zepp DiverCityは今までずっと見る側だったのに今日はステージの上に立っててうれしいです。今日は足がちぎれようとも歌って踊って楽しみたいと思います。
続いて「ベステン ダンク」「YOU」「Lucky」とパフォーマンス。
次は3週間前に無茶ぶりされたという比嘉奈菜子のウクレレをバックにワンコーラス歌ってからフルへ。
そのままノンストップでKANの「REGIKOSTAR~レジ子スターの刺激~」.。原曲はKANがPerfumeが好きで作ったということもありオートチューンがかかっているのでアイドルネッサンスのヴァージョンは新鮮に聞こえた。
「金曜日のおはよう」、「Good day Sunshine」、「PTA ~光のネットワーク~」と盛り上がる曲が続いた後、新井乃亜のセリフから始まるウルフルズの「それが答えだ!」。ファンキーなロックで「そうなんです」の掛け声が楽しい。宮本茉凜の「バンと胸を張れ」のパートがかっこいい。茉凜ちゃんは男臭いロックバンドの曲を歌わせるとすごく映える。そろそろエレファントカシマシをカバーしてほしい。
一旦、アイドルネッサンスが引っ込み転換。オワリカラのメンバーとギター園木理人、キーボード炭竃智弘が登場し「踊るロールシャッハ」をワンコーラス演奏する。その後、アイドルネッサンスが登場しバンドセットのライブがスタート。「犬じゃない猫 猫じゃない犬 犬犬猫猫ワンワンニャーニャー」のパートは予想通り南端まいなが担当。
そして「夜明けのBEAT」。内向的でどこかシニカルな本家とは対照的にどこまでも熱く躍動感の溢れるロックに一変させていた。
続いてはカッティングギターが心地よい「二人のアカボシ」。
THE JERRY LEE PHANTOM、THE BEACHESのヒサシ the KIDを招いて「Music Lovers」。後半のヒサシ the KIDとのデュエットからの石野理子のフェイクが圧巻だった。
入れ替わりで堂島孝平が登場し「6AM」。間奏ではバンドの演奏を止めてアイドルネッサンスからの手紙を読んだ後、「会いたいだけ 会いたいだけ 会いたいだけ」を「アイルネだけ アイルネだけ アイルネだけ」に変えて観客に歌わせる自由っぷり。堂島先生のエンターテイナー全開のパフォーマンスでした。
ゲストが退場した後は「恋する感覚」。「ミラクルをキミとおこしたいんです」でバンドメンバーを紹介し、各々がソロプレイ。背面弾きに歯ギターまで披露するタカハシヒョウリ。最後は「シルエット」。
12月11日に梅田クラブクアトロで再びオワリカラと一緒にワンマンライブを開催することを発表。このバンドセットがもう1回見れるなんて。
アンコールはまず「君の知らない物語」。ミラーボールから映し出される無数の星、間奏では暗転してブラックライトで青白い制服が浮かび上がる視覚上の演出は圧倒的だった。
MCでは初のオリジナル曲を来年春にリリースすると発表。
作詞・作曲はBase Ball Bearの小出祐介。ここで小出からの手紙を新井乃亜が代読。
「アイドルネッサンスのみなさんへ
こぶさたしています。Base Ball Bearの小出祐介です。みなさん、お元気でしょうか。最近はライブを現場で見られていませんがニュースや動画でご活躍を目にしています。ライブで『愛はおしゃれじゃない』もカバーしてくださってありがとうございます。
さて、この度、アイドルネッサンスが来年春ごろにリリースする予定の初のオリジナル楽曲の製作者として僕が指名されました。その、なんというか打倒ですよね(笑)。いつかアイドルネッサンスにそういう日が来たらたぶん自分が指名されるだろうと身構えていたところは正直あります(笑).。
でも、これはメンバーのみなさん、スタッフのみなさん、そしてファンのみなさんにとっても大きな節目が到来したといくことでもあるんですよね。これまでアイドルネッサンスは名曲ルネッサンスというコンセプトの元、数々の名曲をカバーしてきました。もちろん、名曲をカバーする力が必要なのは間違いありませんし、みなさんにその力や素養があったのも間違いないでしょう。しかし、持ち曲が名曲のカバーのみであるということはほかのアイドルさん達が通るであろう、そもそもいい曲を持っているかどうかという大きな課題をパスしてきたともいえます。アイドルという門をくぐってすぐの崖を免除されてきたのです。
みなさんはもう、こんなに大きな会場でワンマンライブができるようなグループになりました。逆に言えば、こんなに大きな会場でワンマンライブができるグループになったのにこれからまたゼロから積立を始めなければならないのです。でも、安心してください。僕がついてますよ。みなさんの代表曲である『17才』を作った僕がね。名曲をまた作ればいいんです。それだけです。きっと、楽ではないでしょう。でも喜びはあるはず。一緒にいい作品を作りましょう。」
そして最後に「Funny Bunny」。アイドルネッサンスの初のツアー最終公演の大阪で急遽アカペラで歌われた曲。今回はオケありで披露。
初のバンドセット
アイドルネッサンスのライブを生バンドで見たいというのは彼女たちを見始めた時から思っていたけど、予想以上にいいものが見れた。正直、食傷気味だった「夜明けのBEAT」や「シルエット」が新鮮さを取り戻していたし、「Music Lovers」のグルーヴ感は格別だった。強いて言いたいことがあるとすればホーンセクションがプラスされていたらなと。そんなに準備期間があったとは思えないのに生バンド特有のアドリブがあったりバンドとの息も上々だった。12月11日の梅田でのワンマンライブも見に行かずには入られない。この調子で来年の夏ごろには
初のオリジナル曲
アンコールで初のオリジナル曲が制作されることが発表された。作詞・作曲はアイドルネッサンスの1stシングル「17才」の作者でもあるBase Ball Bearの小出祐介。
個人的には名曲ルネッサンスというコンセプトのおかけでアイドルネッサンスにはまったところもあるし、初めてライブを見てから1年と3か月経ってこのままカバーだけで良いと思っていたので今回の発表はなんともいえないものだった。
僕自身、理解できないがオリジナル曲が無いから乗れないという意見もTwitterなんかで目にしてたし(当然、運営もそれを見てるだろう)、これから更に活動を拡大させていくにあたってしょうがないところもあったのかもしれない。
ということでここからはアイドルネッサンスのオリジナル曲がどうあるべきかということを考えてみたい。
小出祐介がアイドルグループに提供した楽曲で一番最初に頭に浮かんだのは東京女子流の「Partition Love」だ。
東京女子流 / Partition Love(LIVE AT BUDOKAN 2013)
「禁断の恋」がテーマの小出氏らしい世界観の歌詞だがここで重要なのは編曲が松井寛先生だったこと。デビューから関わり東京女子流の音楽観を形成した彼だったからこそディスコグラフィーに並べても違和感ない曲になった。
他にも提供曲はアップアップガールズ(仮)の「Beautiful Dreamer」(編曲はPandaBoY)やチームしゃちほこの「colors」(編曲はagehaspringsの釣俊輔)があるが、どの曲も楽曲提供にとどまり、サウンド面には関わっていない。あくまでもアイドルグループへの楽曲提供は自身のバンドから離れた個人の仕事してやっているということがわかる。
アイドルネッサンスの楽曲のアレンジはほとんどをイイジマケンを中心としたチームで行っている。彼らのアレンジは原曲に基本的に忠実であるが、それがゆえ原曲よりもしょぼく聞こえることが少なくない。もし、今回のオリジナル曲も彼らがアレンジを行うとしたら小出祐介がどんなにいい曲を書いたとしても良質なアイドルソングの域は超えないと思う。そこで小出氏には楽曲提供だけではなくサウンド面にも関わってもらい、アレンジや演奏をBase Ball Bearにしてもらうのがいいのではないかと考えている。実質的にアイドルネッサンス featuring Base Ball Bearのコラボ曲にしてもらいたい。多種多様なジャンルのアイドルソングが発表されている今、インパクトを残すにはSMAの力をフルに使わなくてはならないのではないだろうか。
AIS 定期公演 AIS-Scream(アイスクリーム)〜2位からはじまる物語〜vol.1
詳細
日時:2016年10月2日 12:30開場 13:00開演
感想
影アナは栗原舞優ちゃん。声を出す練習として「アイ?」「スクリーム!」のコール&レスポンス。
「Over The Future」、「こいしょ!!!」の盛り上がる曲でライブスタート。
続いての自己紹介は新しいバージョンを初披露。
AISに足りないものを鍛えるということで企画コーナーの伝えてAIS。
チームに分かれてお題のものを伝えるというもの。
1チーム目はれなまゆ。茶色の物体に「埴輪?」「土偶?」。俺のところからだと完全にディルドにしか見えなかった。正解は埴輪でした。
「ガラスのくつ」は撮影可能。PCが壊れてるので撮った写真は後日貼ります。
「Superstar」、「Faraway」はもえちゃんが歌にダンスに大活躍。エースとしての風格が出てきた気がする。
企画コーナー2チーム目はゆりもえ。お題はアルコールランプ。
今回の新曲は松浦亜弥の「ナビが壊れた王子様(LOVE CHANCE)」。コーラスが印象的。
続けて「スイミング」、「ドキッ!こういうのが恋なの?」。
企画コーナー3チーム目は関澤、徳久、磯前でお題はマギー審司が手品で使う大きな耳。
最後は「愛のナースカーニバル」、「完璧ぐ〜のね」。
次の定期公演は11月3日の文化の日と発表。
AKIBAカルチャーズ劇場は音が良いということもあって、「Superstar」、「Faraway」の流れが際立って聴こえた。
アイドル甲子園PREMIUM
詳細
日時:2016年8月28日
場所:Music Club JANUS
第一部
竹越くるみ from Devil ANTHEM.
聞いてるだけで体が動き出すような作り込まれたトラックの上に子ども声という劇薬が乗っかってたら笑顔になるしかない。
ミライスカート
前半のEDMよりも後半の軽いエレポップ風の曲の方が好き
MAPLEZ
懲役30分。
じゅじゅ
ローファイなハードコアにおどろおどろしい歌詞とオカルトっぽいダンスが展開される。
自己紹介で好きなお酒答えてるアイドル初めて見た。
PassCode
適当に暴れてたからあんまり曲覚えてない
アイドルネッサンス
セットリスト
PasCodeの熱気が冷めやらぬ中「Music Lovers」で一気に空気を変え、その後はロック曲連発。5曲連続で披露した後に「君の知らない物語」で自身の表現力を最大に魅せつける。会場の盛り上がりを凄かったし、トリにふさわしいパフォーマンスだった。石野理子さんのボブから飛び散ったキラリと光る汗はなんとも甘美に映った。
2部
アイドルネッサンス
セットリスト
- 金曜日のおはよう
- 恋する感覚
- 夏の決心
- 太陽と心臓
- Good day Sunshine
- トラベラーズ・ハイ
- 17才
- 君の知らない物語
1部とは打って変わってポップな曲が多め。こういうのができるのも幅広いタイプの楽曲をカバーしてる故でしょう。PassCodeの後の1部はロックで、トップバッターの2部は正統派で行くというのも正しすぎる。
8人体制になってからの2ヶ月半の集大成といったセットリストだった。特段すごい良かったというわけでもないけどそれでも楽しかったと思えるのがアイドルネッサンスに通っている理由の一つだと思う。
アイドルネッサンス 1stツアー「君の街まで訪ねるネッサンス!!」 at 梅田シャングリラ
詳細
日時:2016年8月27日
場所:梅田シャングリラ
感想
4都市を回るアイドルネッサンスの初ツアー「君の街まで訪ねるネッサンス!!」も遂に最後の大阪公演。
客入れSEの最後の曲のThe Chemical Brothers「Star Guitar」が終わるとアイドルネッサンスが登場。
「トラベラーズ・ハイ」、「君の街まで」でライブが始まり、この夏のアイドルネッサンスとの旅を追懐する。
自己紹介テーマは「ツアーファイナルの意気込み」
新井:気合充分に入っております。もうみんなファミリー!
野本:最後と考えると悲しくなっちゃうけどみんなで盛り上げてそんなこと忘れちゃいましょう
比嘉:ここ梅田の梅だー!
南端:今世紀最大の力を出して楽しんでいきましょう!イエー!
石野:まさか大阪でツアーファイナルを迎えられるとは思ってもみなかったので本当に嬉しく思っています
百岡:今日はツアーファイナルだからもうポンポンポンポン楽しんでいきましょう
原田:初めから終わりまでハイテンションで行こうと思うんで付いてこれますか?
宮本:半分凱旋みたいなもので単独ライブで大阪に帰ってこれるようになった自分を誇りに思って今日は堂々とライブをしたいと思います
直後の「Music Lovers」は視界にミラーボールが入るところに立っていたこともあり雰囲気が増して最高だった。
次は梅田シャングリラで「シャングリラ」。8人体制では初披露ということもあってイントロの時点で客席から「やったー!」の声も。
「PTA ~光のネットワーク~」の後はこのツアーではお決まりのフリートークのコーナー。仕切りは宮本茉凛と野本ゆめか。
ツアー四都市を振り返ってということでまずは仙台で石野の靴が脱げた事件。「小学5年生まで足24.5だったのに今、22.5なんですよ」と石野理子。
次は百岡古宵の髪の毛が解ける事件。ライブ終わった後にめっちゃ怒られるらしい。
最後は直前に原田珠々華が中に短パンを履いていて慌てた事件。「直前はいろいろある。本番前にひとりいないとか。絶対石野いない」
ここで回し役なのに一言も喋ってないことを指摘された野本ゆめかの「せやな」のひとことで会場大爆笑。
フリートーク後は「ミラクルをキミとおこしたいんです」、「金曜日のおはよう」、「Good day Sunshine」、「あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう」と盛り上がる曲。
石野の「私達の歌と表情に注目してライブを楽しんでください」というMCの後に「初恋」、「女の子は泣かない」、「自分メダル」と落ち着いた曲。「自分メダル」は前日の名古屋公演で初披露された曲だがサビのコーラスがばっちり聞こえたこともあり第一印象よりも良かったように思う。
次は「旅」をテーマにした新曲。大阪公演は奥田民生の「風は西から」。奥田民生はいつか来るとは思ってたけどここで来るとは。奥田民生なら「イージュー☆ライダー」とか「さすらい」とかがTwitterで予想されてたけどちょっと外してきた。
ここからは一気にロックゾーン。「それではみなさん良い旅を」、「夜明けのBEAT」、「17才」、「ドカン行進曲(己編)」、「ガリレオのショーケース」、「シルエット」と畳み掛けて会場のボルテージは最高潮。
本編最後は「君の知らない物語」。ここから動画見てもらったほうが早いんで貼っときます。
〜8.27@大阪ツアー〜【「君の知らない物語」ライブ映像】アイドルネッサンス
〜8.27@大阪ツアー〜【「Dear, Summer Friend」ライブ映像】アイドルネッサンス
〜8.27@大阪ツアー〜【「Funny Bunny」(アカペラver.)ライブ映像】アイドルネッサンス
この夏はメンバーが体調を崩したりして万全のコンディションでライブできなかった日もあったけど最後は綺麗に締めてくれるところがアイドルネッサンスだなと思いました、