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アイドルネッサンス 4thワンマンライブ「お台場で迸るネッサンス!!」

アイドルネッサンス AIS

詳細

日時:2016年11月6日 開場14:30 開演15:00

場所:Zepp DiverCity

感想

先ずはオープニングアクトでAISが登場。

ガールズスカウト風の衣装を初披露。先日の定期公演で披露したばかりのWhiteberryの「それだけなんだけど」でライブスタート。こういうところがアイドルネッサンス部っぽい。

2曲目はBon-Bon Blancoの「恋のナースカーニバル」。大きな会場に決して負けてないダイナミックなパフォーマンス。

1stシングルにもなった「ドキッ!こういうのが恋なの?」では多くの人が合いの手を入れていた。

最後は島崎友莉亜ちゃんがセンターの「完璧ぐ~のね」。

最高の仕事をしてアイドルネッサンスにバトンタッチ。

 

The Rolling Stones「Jumpin Jack Flash」、The Who「I Can't Explain」が流れた後、登場SEの「Star Guitar」へ。

メンバーが登場し、百岡古宵の「みんな、迸っていくよー」の声と共に「あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう」でライブスタート。

アイドルネッサンスも新衣装。シスターのような真っ白なロングワンピース。ターンする時ふわっと円形に広がり美しかった。

間奏では原田珠々華がトランペット、野本ゆめかがピアニカを演奏。

自己紹介。

新井:いつも最後にお肉が大好きで締めているんですが今日はZeooにいるみんなが一番大好き

野本:こんなに大きなステージに建てるなんて思っていなかったのでうれしい。バンドに負けないぐらい全力でパワフルに頑張る

比嘉:4thワンマンライブ、今こそフォースを開放するのだ

南端:昨日の夜、ドキドキして眠れなかったけど今日は全力で皆さんとこの会場を熱くして盛り上がりたいにゃあ

石野:私事ですが10月29日に16歳になりました。16歳になって初めてのライブ、本当に迸っていきたいです

百岡:今日はこんなたくさんの人がいらっしゃって超うれしいです。今日はテンションアゲアゲでいきたいです。

原田:今日はすごい楽しいライブにします。帰り道まで心がウキウキするようなライブをして皆さんに帰ってもらうようかんばります

宮本:Zepp DiverCityは今までずっと見る側だったのに今日はステージの上に立っててうれしいです。今日は足がちぎれようとも歌って踊って楽しみたいと思います。

 

続いて「ベステン ダンク」「YOU」「Lucky」とパフォーマンス。

次は3週間前に無茶ぶりされたという比嘉奈菜子ウクレレをバックにワンコーラス歌ってからフルへ。

そのままノンストップでKANの「REGIKOSTAR~レジ子スターの刺激~」.。原曲はKANがPerfumeが好きで作ったということもありオートチューンがかかっているのでアイドルネッサンスのヴァージョンは新鮮に聞こえた。

「金曜日のおはよう」、「Good day Sunshine」、「PTA ~光のネットワーク~」と盛り上がる曲が続いた後、新井乃亜のセリフから始まるウルフルズの「それが答えだ!」。ファンキーなロックで「そうなんです」の掛け声が楽しい。宮本茉凜の「バンと胸を張れ」のパートがかっこいい。茉凜ちゃんは男臭いロックバンドの曲を歌わせるとすごく映える。そろそろエレファントカシマシをカバーしてほしい。

 

一旦、アイドルネッサンスが引っ込み転換。オワリカラのメンバーとギター園木理人、キーボード炭竃智弘が登場し「踊るロールシャッハ」をワンコーラス演奏する。その後、アイドルネッサンスが登場しバンドセットのライブがスタート。「犬じゃない猫 猫じゃない犬 犬犬猫猫ワンワンニャーニャー」のパートは予想通り南端まいなが担当。

そして「夜明けのBEAT」。内向的でどこかシニカルな本家とは対照的にどこまでも熱く躍動感の溢れるロックに一変させていた。

続いてはカッティングギターが心地よい「二人のアカボシ」。

THE JERRY LEE PHANTOMTHE BEACHESのヒサシ the KIDを招いて「Music Lovers」。後半のヒサシ the KIDとのデュエットからの石野理子のフェイクが圧巻だった。

入れ替わりで堂島孝平が登場し「6AM」。間奏ではバンドの演奏を止めてアイドルネッサンスからの手紙を読んだ後、「会いたいだけ 会いたいだけ 会いたいだけ」を「アイルネだけ アイルネだけ アイルネだけ」に変えて観客に歌わせる自由っぷり。堂島先生のエンターテイナー全開のパフォーマンスでした。

ゲストが退場した後は「恋する感覚」。「ミラクルをキミとおこしたいんです」でバンドメンバーを紹介し、各々がソロプレイ。背面弾きに歯ギターまで披露するタカハシヒョウリ。最後は「シルエット」。

12月11日に梅田クラブクアトロで再びオワリカラと一緒にワンマンライブを開催することを発表。このバンドセットがもう1回見れるなんて。

 

アンコールはまず「君の知らない物語」。ミラーボールから映し出される無数の星、間奏では暗転してブラックライトで青白い制服が浮かび上がる視覚上の演出は圧倒的だった。

 

MCでは初のオリジナル曲を来年春にリリースすると発表。

作詞・作曲はBase Ball Bear小出祐介。ここで小出からの手紙を新井乃亜が代読。

「アイドルネッサンスのみなさんへ

こぶさたしています。Base Ball Bear小出祐介です。みなさん、お元気でしょうか。最近はライブを現場で見られていませんがニュースや動画でご活躍を目にしています。ライブで『愛はおしゃれじゃない』もカバーしてくださってありがとうございます。

さて、この度、アイドルネッサンスが来年春ごろにリリースする予定の初のオリジナル楽曲の製作者として僕が指名されました。その、なんというか打倒ですよね(笑)。いつかアイドルネッサンスにそういう日が来たらたぶん自分が指名されるだろうと身構えていたところは正直あります(笑).。

でも、これはメンバーのみなさん、スタッフのみなさん、そしてファンのみなさんにとっても大きな節目が到来したといくことでもあるんですよね。これまでアイドルネッサンスは名曲ルネッサンスというコンセプトの元、数々の名曲をカバーしてきました。もちろん、名曲をカバーする力が必要なのは間違いありませんし、みなさんにその力や素養があったのも間違いないでしょう。しかし、持ち曲が名曲のカバーのみであるということはほかのアイドルさん達が通るであろう、そもそもいい曲を持っているかどうかという大きな課題をパスしてきたともいえます。アイドルという門をくぐってすぐの崖を免除されてきたのです。

みなさんはもう、こんなに大きな会場でワンマンライブができるようなグループになりました。逆に言えば、こんなに大きな会場でワンマンライブができるグループになったのにこれからまたゼロから積立を始めなければならないのです。でも、安心してください。僕がついてますよ。みなさんの代表曲である『17才』を作った僕がね。名曲をまた作ればいいんです。それだけです。きっと、楽ではないでしょう。でも喜びはあるはず。一緒にいい作品を作りましょう。」

そして最後に「Funny Bunny」。アイドルネッサンスの初のツアー最終公演の大阪で急遽アカペラで歌われた曲。今回はオケありで披露。

初のバンドセット

アイドルネッサンスのライブを生バンドで見たいというのは彼女たちを見始めた時から思っていたけど、予想以上にいいものが見れた。正直、食傷気味だった「夜明けのBEAT」や「シルエット」が新鮮さを取り戻していたし、「Music Lovers」のグルーヴ感は格別だった。強いて言いたいことがあるとすればホーンセクションがプラスされていたらなと。そんなに準備期間があったとは思えないのに生バンド特有のアドリブがあったりバンドとの息も上々だった。12月11日の梅田でのワンマンライブも見に行かずには入られない。この調子で来年の夏ごろには

初のオリジナル曲

アンコールで初のオリジナル曲が制作されることが発表された。作詞・作曲はアイドルネッサンスの1stシングル「17才」の作者でもあるBase Ball Bear小出祐介

個人的には名曲ルネッサンスというコンセプトのおかけでアイドルネッサンスにはまったところもあるし、初めてライブを見てから1年と3か月経ってこのままカバーだけで良いと思っていたので今回の発表はなんともいえないものだった。

僕自身、理解できないがオリジナル曲が無いから乗れないという意見もTwitterなんかで目にしてたし(当然、運営もそれを見てるだろう)、これから更に活動を拡大させていくにあたってしょうがないところもあったのかもしれない。

ということでここからはアイドルネッサンスのオリジナル曲がどうあるべきかということを考えてみたい。

小出祐介がアイドルグループに提供した楽曲で一番最初に頭に浮かんだのは東京女子流の「Partition Love」だ。


東京女子流 / Partition Love(LIVE AT BUDOKAN 2013)

「禁断の恋」がテーマの小出氏らしい世界観の歌詞だがここで重要なのは編曲が松井寛先生だったこと。デビューから関わり東京女子流の音楽観を形成した彼だったからこそディスコグラフィーに並べても違和感ない曲になった。

他にも提供曲はアップアップガールズ(仮)の「Beautiful Dreamer」(編曲はPandaBoY)やチームしゃちほこの「colors」(編曲はagehaspringsの釣俊輔)があるが、どの曲も楽曲提供にとどまり、サウンド面には関わっていない。あくまでもアイドルグループへの楽曲提供は自身のバンドから離れた個人の仕事してやっているということがわかる。

アイドルネッサンスの楽曲のアレンジはほとんどをイイジマケンを中心としたチームで行っている。彼らのアレンジは原曲に基本的に忠実であるが、それがゆえ原曲よりもしょぼく聞こえることが少なくない。もし、今回のオリジナル曲も彼らがアレンジを行うとしたら小出祐介がどんなにいい曲を書いたとしても良質なアイドルソングの域は超えないと思う。そこで小出氏には楽曲提供だけではなくサウンド面にも関わってもらい、アレンジや演奏をBase Ball Bearにしてもらうのがいいのではないかと考えている。実質的にアイドルネッサンス featuring Base Ball Bearのコラボ曲にしてもらいたい。多種多様なジャンルのアイドルソングが発表されている今、インパクトを残すにはSMAの力をフルに使わなくてはならないのではないだろうか。